愚鈍人のブログ - 石田堤と桜と「のぼうの城」(緑道の旅・番外変)
少し前の話題ではあるが行田市が舞台の歴史小説「のぼうの城」が面白いと話題になっている。
映画化される予定であるという。
周りの善良(?)な行田市民の影響もあり読んでみたら登場人物の性格描写が結構面白い。
行田だけでなく全国的に売れている本らしいので、結構知っておられる方も多いと思うが、
話の内容は石田光成が行田にある忍城という城を水攻めにした時の話である。
利根川と荒川の水を引き込んでかなり大規模な水攻めであったらしい。
私がいつもジョギングしているさきたま緑道の中間点くらいに「石田堤ー県指定史跡」と書いてある標識がある。
いつも何があるんだろうと気になっていたが、この水攻めをおこなった時に石田光成が築いた堤跡だった。
今は、当時の面影はほとんど無く小さな公園になっているとの事で、気になって訪れてみた。
小さな土手があるだけだった。
おりしもサクラの季節である。
公園があった。
ひとけももあまり無く、親子連れが1組だけ遊んでいた。
後ろに上越新幹線の高架橋が見える。
公園の中に当時の様子についての掲示板があった。
ここら辺は行田市ではなく吹上(鴻巣市)で、となりに旧吹上町のプールがある。