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愚鈍人のブログ - あの日にかえりたいカテゴリのエントリ

げげげの時代-悪魔くん

カテゴリ : 
あの日にかえりたい
執筆 : 
ichitcltk 2010-7-31 18:21


なきながら~つづったしゃしんを~

 

すっかり、テレビのゲゲゲの女房を観るようになってしまった。
子供の頃、観ていた水木しげるさんの漫画(いや、劇画といった方がよいのか)の裏に、こんなエピソードがあったのかと興味深く観ている。
世間には、恐らく、私のように朝の連続テレビ小説にはあまり縁が無いが、昔の漫画に興味があって観ている人も多いのではないかと思う。
物語は、悪魔くんのテレビ放映のところまできた。

YouTubeを探したら、「BSマンガ夜話」という番組で「悪魔くん千年王国」についてとりあげていたビデオがアップされていて、水木漫画についての面白い論評がいろいろと語られていた。
夏目房之介さんたちの解説を聞くと、水木漫画にはこんな見方もできるのかと、非常に面白かった。
また、私の忘れかけた記憶の中には、悪魔くんは貸本版と少年マガジン版の2つしか無いと思っていたが、Wikipediaによると悪魔くんにはもっといりいろなバージョンが存在するらしい。

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ゲゲゲの女房の登場人物も、いったい誰がモデルになっているのか興味がわくところで、ネットで調べてみるとやはり気になっている人が多いらしく、いろいろなところで話題になっていた。

私の予測どおり、村上弘明さん演じる「ゼタ」の編集長は、「ガロ」の編集長だった長井勝一さんとの事だった。
悪魔くんの貸本版を出版した編集者は、「桜井昌一」さんだそうである。
桜井昌一さんというと、さいとう・たかをさんとともに「劇画集団」をたちあげた人たちの中にいたような。
いずれも、メジャーでは無いが知る人ぞ知る有名人のようである。
また、ゲゲゲの女房に出てくる水木さんの助手の人たちも、きっと後に有名な漫画家さんになった方がモデルだろうと思っていたら、池上遼一さんと、あのねじ式で有名なつげ義春さんだそうである。

私は、トキワ荘のメジャーな有名どころの漫画家さんたちよりも、個性の光る「ガロ」や貸本漫画出身の人たちの作品の方が好きなので、なつかしく想いだされる。

ところで、あのねずみ男のモデルも実在するらしい。

 

 


なきながら~つづったしゃしんを~

 

NHKの朝の連続テレビ小説などバカにして、あまり見なかった私だったが、 女房につられて、最近「ゲゲゲの女房」を見るようになった。
他の連続テレビ小説と、多分、特に変わっているわけではないと思うのだが、 子供の頃に、水木しげるさんの作品のファーンだった私には、非常に懐かしく感じられて見ていて面白い。
貸本マンガの「鬼太郎夜話」や「悪魔くん千年王国」,別冊少年マガジンに載った 「テレビくん」。
週刊少年マガジンに不定期に掲載されて、その後連載になった「墓場の鬼太郎」。

 

 

墓場の鬼太郎」は当初、人気投票で最下位だったとのことであるが、 わたしたちの仲間の中では、静かな人気となっていたと思う。
水木マンガというのは、怪奇漫画ではあるのだが、楳図かずおさんの漫画とちがって、 ちっとも怖くなくて、とぼけた不思議な世界であった。
よく覚えていないが、多分、私は少年マガジンで水木さんのマンガに興味を持ち始めて、 それから、それより前の貸本漫画や、「月刊漫画ガロ」を読みあさるようになったと思う。
ガロといえば、独特の個性のある作家の作品が載っていて、これもまた非常に面白かった。
水木さんの作品といえば、NHKで放送された「総員玉砕せよ!」等の下級兵士(?)から見た戦記ものも良い。

 

 

多分、これから「ゲゲゲの女房」の話は、水木さんの短編「怪物マチコミ」のように、水木さんの才能がマスコミによって吸い取られる時代の話につながっていくのでは。

 

 


若かりし頃読んだH漫画が妙に懐かしく思い出される。

 

けっこうHでひわいな漫画なんだけれど、なんかあいしゅうがあって妙にひかれる。

 

私がこの漫画が好きなのを知っていて、昔、病院に入院した時に、女房が買ってきてくれた事があったが、いつのまにかその女房に捨てられて本が残っていない。

 

復刻版も出ているらしいが全巻そろえると結構高い。

 

ブックオフで安く売っていないかな。

 

もう一度読み直してみたいのになぁ。

 

「お役者晴司 」っていう任侠キャラもなかなか良かったなぁ。

 

ゆ

この記事の中の画像はフリー素材屋Hoshinoを使用させていただきました。

 

まんだら屋の良太の一節に夏目漱石の草枕をもじってこんなフレーズがあって、妙に頭に残っている。

 

「智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情(じょう)に棹(さお)させば流される。意地を通(とお)せば窮屈(きゅうくつ)だ。兎角(とかく)この世は面白い。」

 

 

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