愚鈍人のブログ - ウィンテルの終焉って本当に来るの?
1週間ちょっと前の新聞の記事の話題であるが、「IT、世界で合従連衡」という記事が載っていた。
アンドロイド関連の記事をこのサイトで書いていることもあって、興味を持ってこの記事をを読ませてもらった。
記事の内容としては iPhoneやiPadで大成功を収めているアップルに対抗する為に、IT業界で提携や買収が相次いでいる。
インターネットテレビでグーグルとソニーが、携帯向けインターネットサービスでヤフーとノキアが、提携する事で合意したとの事である。
その記事の中で「ウィンテルの終幕」という言葉が使われていたが、「え、本当なの」という思いがある。
考えてみれば「ウィンテルの終幕」という言葉は、随分前からいわれているが、未だにそうなったためしが無い。
iMacもLinuxも話題になるわりには、やっぱりパソコン(クライアントPC)と言えば今のところウィンテルが主役である。
iPhoneやiPadでアップルが新分野を切り開き、それに対抗すべくグーグルがアンドロイドOSを開発した事により、果たして本当にウィンテルが終焉を迎えるのか?
アップルは先進的であるが閉鎖的な会社というイメージが私にはある。(はっきり言って嫌いである。どちらかというと悪の帝国マイクロソフトの方が好き。)
オープンなOSという意味では、アンドロイドに多いに期待していて、インターネットテレビも含めあらゆる電子機器に、アンドロイドOSが組み込まれる事を期待している。
インターネットテレビというと、テレビとオーディオ装置が合体して、大画面テレビから インターネット接続によりオンデマンドでインターラクティブに 高画質,高音質の映像や音楽コンエンツを検索,視聴できて、更にあらゆる情報がハイパーリンクで得られる事を期待している。
アンドロイドは、ネットブックへの搭載も予定されているという。
パソコンのほとんどの用途は、インターネットの閲覧とワープロや表計算ソフトなどのオフィスソフトの活用であろう。
安価でスリムでリソースの少ないネットブックのWebブラウザより、クラウドサービスを使って、 データを持ち運ぶこともオフィスソフトをインストールする事もなく、情報の閲覧やワープロ,表計算,各種アプリケーションが利用できるようになれば、 もしそうなれば、本当に「ウィンテルの終焉」が来るかもしれない。
おごれる人も久しからず、ただ春の世の夢のごとし。
キーボードの無いネットブックから、タッチパネルを使ってWebブラウザを立ち上げて、クラウドサービスのeclisps(?)にアクセスして、 データセンターのリソースをフル活用して、電車の中や外出先,大自然のあるれるさわやかな野外の公園で、 お気に入りの言語を使用してソフト開発する、なぁ~んてね。