愚鈍人のブログ - 2010年利根川の旅(菜の花と赤岩渡船と荻野吟子と福川水門と)
最近の天候は、暖かい日と寒い日の差が極端である。
天気の良い暖かい日があったので、久しぶりに利根川の土手道をジョギングしてきた。
今回はあまり無理をせず、利根大堰から利根大堰から刀水橋方面へ片道5kmくらいのところまで行ってきた。
行きはジョギングを楽しみたかったので、写真をいっさい撮らずひたすら走った。
桜の花が終わったと思ったら今度は菜の花のシーズンである。
利根大堰付近はあまり咲いていなかったが、いつの間にか道の脇には菜の花がいっぱい。
疲れてきたのと、ひとけのあまり無い土手の下にバスが止まったので不思議に思い、一休みして土手の下を散策。
バスは熊谷駅行きとなっていた。
赤岩渡船(あかいわとせん)という渡し舟があって川向こうまで渡れるらしい。
バスでここまで来て渡し舟に載って群馬方面へ行ったり,逆に船から下りてバスで熊谷方面へ行き来するようになっているようだ。
「赤岩渡船の由来」についての掲示板がある。
船の乗り場から利根大堰方面、水資源開発公団の鉄塔が見える。
川の反対岸の船の乗り場。
良く見えないが川岸に小さく白く写っているのが渡し船。
船と舟の違いって?
土手の下から福川水門という水門が小さく見える。
土手の下にも菜の花が。
河川敷にサッカー場がある。
土手を登って、帰り道を利根堰方面へ。
福川水門が少し大きくなってきた。
途中に、「荻野吟子生誕之地」と書いてある小さな公園がある。
荻野吟子さんて誰だろう?
私は流れ流れて行田市にたどりついた人間なので、あまりここらへんの事はよく知らない。
銅像までつくられている。
きっと、偉い人なのだろう。
ここは熊谷市指定文化財になっているようだ。
公園の中の掲示物に、日本の女医第一号と書いてある。
女優の三田佳子さんがお芝居で荻野吟子さんの役を演じたのだろう。
帰って調べて見たら「命燃えて(いのちもえて)は、渡辺淳一原作『花埋み』を基にし、1998年に新橋演舞場にて初公演された、演劇作品である。」とある。
利根川の土手につうじる、公園の入り口の階段の脇にも菜の花がいっぱいに咲いていた。
刀水橋方面を振り返ってみる。
福川水門がさらに近づいてきた。
小さくてよく見えないが川の真ん中でヨット(?)を楽しむ人が。
川の中に小さな島がある。
福川水門で小さな川が利根川と合流する。
ここいらへんは酒巻という地名で、行田市を舞台にした小説「のぼうの城」の登場人物で成田家3家老の1人「酒巻靱負(さかまきゆきえ)」とゆかりのある場所らしい。
小さな川と利根川の合流地点
いつものように、最後は風車のある公園に到着。