愚鈍人のブログ - 古代中国史について
私は中国の古代の歴史に興味がある。
特に好きな時代は春秋戦国時代である。
大概の人は三国志を一番に挙げる人が多いと思うが 史記などを見ると生々しい人間ドラマや教訓が満ち溢れていて非常に面白い。
かのホリエモンも獄中で史記を愛読していたそうである。
想えば春秋戦国時代は紀元前数百年の時代で、この時代の日本はまだ縄文弥生 の時代で未開の地であったと思う。
卑弥呼の時代や魏志倭人伝などは、三国志の時代であるから、だいたい紀元後300年くらいである。
それをさかのぼる事、何百年も前の時代の記録が中国では詳しく残っているわけで、当時の中国は凄い国であったと思う。
こんな昔に諸子百家が活躍していて、様々な思想家を輩出したわけである。
別の観点で日本と比較すると、日本の戦国時代は1600年くらいであるから中国の戦国時代と比較すると2000年くらいの時代差がある。
日本では幕末に尊皇攘夷という言葉が使われたが、この言葉が生まれたのもこの時代、斉桓,晋文の覇者の時代である。
また、武田信玄の風林火山は孫子の兵法からの引用でもある。
まさに古代中国恐るべしということである。
思いつくまま記憶にまかせて駄文を並べたので史実に多少間違いがあれば許していただきたい。