Arm版Windows 10 と モバイル向けcpu
《 初回公開:2020/02/01 , 最終更新:未 》
【 目次 】
'Arm版Windows 10'というのがあるらしい。
これっていったい何だろう?
- 【Hothotレビュー】Snapdragon 850搭載のArm版Windows 10 2in1「Yoga C630」の使い勝手を検証 - PC Watch
冒頭でも紹介しているように、Yoga C630はIntelやAMDなどのx86/x64ベースのCPUではなく、ArmベースのQualcomm製SoCであるSnapdragon 850を搭載している。
...
Arm版Windows 10には、x86ベースのWin32アプリをArmベースのCPUで動作するようにリアルタイムにバイナリ変換しつつ動作させる機能が用意されるが、x64ベースのWin64アプリのバイナリ変換機能は用意されない。
つまり、利用できるデスクトップアプリはArmネイティブアプリもしくはWin32アプリのみとなる。 - 【これはスゴイ】MSがARM版Windows10を発表。win32アプリケーションも動くぞ! ? 株式会社シーポイントラボ | 浜松のシステム開発会社
通常、Windowsはインテル系のCPUが使われていて、64bitC版Windowsの場合、x64と呼ばれるAMD64互換のCPUが使われている。
また、32bitC版Windowsの場合、x86と呼ばれるインテルの32bitCPU・IA-32アーキテクチャ互換のCPUが使われている。
これに対して、ARMといのはARMというメーカが開発したCPUであって、スマホやタブレット等の多くのモバイル危機に使用されているCPUの事。
このCPUを使う事で低消費電力,小型・軽量なWindowsOSを搭載したモバイル機器を実現できる。
マイクロソフトソフトがモバイル向けにWindowsを売り込もうという魂胆なのだろう。
但し、いい事ばかりでは無くてインテル系CPUのx86やx64とアーキテクチャ,マシーン語が異なるためアプリケーションの互換性が無い。
新たにARM版CPU向けにアプリケーションを移植する必要が出てくる。
armとは
arm cpu 比較
- ARMのCPUとは?スマホに使われる理由と特長をざっくり解説!!|monolog
「ARM」は、1990年にAppleやAcorn Computersの合弁事業として設立した、イギリスの会社で、スマホやモバイルデバイス、組み込み向けにCPUやGPUのIPライセンスを主軸にシステムなどの販売している会社です。
- ARMアーキテクチャ - Wikipedia
ARMアーキテクチャ とは、ARMホールディングスの事業部門であるARM Ltdにより設計・ライセンスされている、組み込み機器や低電力アプリケーション向けに広く用いられている、プロセッサコアのアーキテクチャである。
- ArmのCPUとは何か|Cortex-A編
低消費電力でもスマホ,タブレット等のモバイル機器向けのCPUという事になるようで組み込み機器としても向いているという事のようだ。
- ARM入門者のために、「組み込みARMとは何か」を解説します - EIPC
組込みシステムとは(またはエンベデッドシステムともいいますが)、デジタル機器や家電製品などに組み込まれ、特定の機能を実行するコンピュータシステムのことです。そして組み込み開発は、一般的な情報システムの開発と比較して、「性能が低い」「メモリーが少ない」「高度なリアルタイム性」が求められる実行環境、CPUの種類が多く、CPU毎に変わる開発ツールと開発環境、そして、ソフトウェアの変更や更新が複雑な場合が多いという運用環境が特徴です。
Windows RT
Windowsには勝手、組込みシステム向けに'Windows RT'というものがあって
- Microsoft Windows RT - Wikipedia
- Windows RTではできないこと | ギズモード・ジャパン
- 「Windows RT」、「8」とは何が違うんでしたっけ? - ITmedia PC USER
'Arm版Windows 10'といのはかって失敗したモバイル機器向けのWindows RTに代わってもう一度スマホやタブレット向けのWindowsを普及させようとするもくろみなのだろうか。
スマホのcpuではarmのシェアが圧倒的
ソフトバンクグループが2016年3.3兆円で世界シェア9割超のarmを買収
- スマホ向け「CPUコア」で世界シェア9割超のARMを買収 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
- ソフトバンクGのarmってどんな会社?スマホCPUシェア99%で、今後のIoT時代に1兆個のarmが搭載予定! | ピッフィーの株式投資Diary
スマホ cpu シェア arm
SoC - スマホのcpu
ちなみにスマホ向けのcpuをSoC(System on a Chip,エスオーシーあるいソック)というらしい。
スマホ等のモバイル組み込み機器用のicチップには軽薄短小,省エネが求められる。
一つのicチップにcpuやその周辺機能 - メモリーやGPU(グラフィック),通話や通信を処理するベースバンド等を一つのチップに押し込めてしまえばいいという発想。
- 第705回:SoC とは - ケータイ Watch Watch
- 「SoC」とは何なのか?CPUとの違いを簡単にまとめ | ちもろぐ
- 「充電は週1で十分」なWindows 10ノートが2018年に続々登場、スマホSoCで電池持ち革命 - Engadget 日本版
- 【夏スマホ総力特集】なぜスマホCPUは「Snapdragon」のシェアが高いのか!? スマートフォン向けCPU最新事情
SoC DRAM NAND
-
スマホのプロセッサに参入でなかったインテルは、24年間1位の座に君臨していた世界半導体売上高ランキングで、サムスン電子に抜かれて2位に転落:半導体って何?絶対にわかる解説 | ビジネスジャーナル
最近のPCには、プロセッサ、DRAM、NANDの3種類の半導体が搭載されている。
そして世の中には、もう一種類、System-on-a-chip(SoC)と呼ばれる半導体がある。SOCとは、プロセッサやメモリをひとつにまとめ、その1チップだけで、あるひとつのシステムが動作するようにした半導体である。もっと簡単に言うと、「思考も記憶もする」半導体である。 - NANDゲート - Wikipedia
- NAND型フラッシュメモリ - Wikipedia