東北地方太平洋沖地震では、テレビのCMが公共広告機構ＡＣ一色に染まってしまった。

ＡＣのCM料なんてそんなに高くなさそうだし。

テレビの番組がすべてニュースになってしまって、スポンサーがつかなくなって、 しょうがなくて安くても良いからACのコマシャルでも流しているのでは？

テレビ局はさぞかし収益がダウンしてたいへんだろうと思っていたが、調べてみるとそうでもないらしい。

地震で被災地がたいへんなときに、おちゃらけなCMを流していると視聴者のひんしゅくをかうため、 スポンサーがコマシャルを自粛して、代わりの穴埋めにACのコマーシャルが流されているが、スポンサーの都合で自粛するため、 コマシャル料は既存のスポンサーから出るらしい。

ところで、ACの同じ広告を何度も見せられるため、これはこれでだいぶ不評だったらしい。

一日中、道徳教育をおしつけられて不快だ、とかでだいぶ非難を受けているらしい。

善意でコマシャルに出ているのに、仁科明子さんまでやつあたりされているらしい。

また、その一方では、以外とACのコマシャルも人気があるらしい。

「ポポポポーン」の「あいさつの魔法」の苦情が殺到しているが、動画サイトでは何回も視聴されるなど逆に人気も出ている。

ネットでは、「こだまでしょうか」のパロディがはやっているし、 詞の作者の金子みすゞさんの詩集の人気が出ている。

世の中とは、不条理なものだ。