家 土台 コンクリート ひび割れ

《 初回公開:2020/02/01 , 最終更新:2020/02/02 》

近くのホームセンターで排水管のクリーニングをしてもらう事になった。

どのくらい汚れているのかを確認してもらうために、夫婦二人の立ち合いが必要だというのだが、
やってもらった結果、そんな確認は無くて床下に潜っていろいろと写真を撮ってきて、
家の土台のコンクリートにひび割れができているので、補強工事が必要だという。
工事費はランクがあって30万から100万円。
アラミドシートとかパワ−アラストという材料を使うとか言っていた。

どうやら、排水管のクリーニングよりも、最初からそれが目的のようでそれで夫婦二人でいろという事のようだ。

それだけでも...なんだか怪しい!
即決での決断をせまられたが...

【 目次 】

家 土台 コンクリート ひび割れ

業者のいう事を鵜呑みにして、高い補修工事を即決で契約するのも何なんで、自分なりに調べてみる事にした。
高い費用なのに家が壊れると脅されて、簡単にOKするのもどうかと。

  • 【基礎のひび割れ】注意すべき6つの劣化症状と効果的な補修方法まとめ

    幅0.3mm以上、深さ4mm以上の「構造クラック」と呼ばれるひび割れが発生している場合は、基礎を補修が必要です。構造クラックは「貫通クラック」とも呼ばれ、ひびが表面だけでなく内部の鉄筋まで届いてしまっている非常に危険な状態です。
    ...
    補修方法 対応できる劣化症状 費用相場(m)
    Uカットシール工法(Vカットシール工法) ひび割れ全般 4,000円~6,000円
    ビックス工法 微細なひび割れ 10,000円~20,000円
    アラミド繊維シートの貼り付け ひび割れ全般 20,000円前後
    ...
    1箇所あたり1〜2万円程度
    お家全体で10万円程度はかかると見ていいでしょう
    工事期間はおよそ2〜3日程度

表にしてみると

補修方法 対応できる劣化症状 費用相場(m)
Uカットシール工法(Vカットシール工法) ひび割れ全般 4,000円~6,000円
ビックス工法 微細なひび割れ 10,000円~20,000円
アラミド繊維シートの貼り付け ひび割れ全般 20,000円前後
  • 基礎のひび割れが気になる人は必見!こんなひび割れは要注意!! - イエコマ

    Uカット(Vカット)シーリング工法
    ビックス工法
    アラミド繊維シートの貼り付け
    ...
    Uカットシーリング工法やビックス工法による補修:10,000〜20,000円程度/ヵ所
    家全体の補修:10万円前後
    アラミド繊維シートの貼り付けや基礎の増し打ち:数十万円程度
    ...
    残念ながら、悪質なリフォーム業者も存在します。突然訪問し、不安をあおって断りにくくしたり、不要な工事を契約させて高額な費用を請求したりするケースもあるのです。
    たとえ緊急の補修を勧められてもすぐに契約せず、複数の業者から見積もりをとりましょう。

  • 一戸建て住宅の基礎ひび割れ(クラック)の住宅検査・診断

    構造クラックと判断されたものについては、補修等の対応を検討しなければなりません。ヘアークラックがコンクリートの上から施工されたモルタルの割れであるのに対して、構造クラックはコンクリートそのものが割れたものです。
    ...
    ちなみに、基礎のひび割れのなかには、建物外部から床下側まで貫通してしまっているものもあります。これを貫通クラックと呼んでいますが、これがあるとすぐに対応を検討すべきです。

  • 住宅の耐震基礎補強にかかる費用は?

    1981年以前の旧耐震基準で建てられた木造住宅の場合、基礎部分の耐震性が低く現在の基準に合わせる為には耐震基礎補強工事が必要になります。

    基礎部分に鉄筋が入っていない無筋基礎の住宅は、昭和25〜昭和56年頃に建てられた住宅に多く見られる傾向にあります。基礎部分の耐久性が乏しく、経年劣化によって崩壊することもあります。

    基礎のひび割れの劣化と工法、費用相場は以下の通りです。
    【ビックス工法】
    ひび割れている表面にパイプを設置してゴム製の注入器を入れ、ゴムの圧力を利用してエポキシ樹脂を注入する工法。
    ・ひび割れ症状:微細なもの(幅0.1mm以下のひび割れにも対応)
    ・価格相場:約10,000円〜約20,000円/m
    【U(V)カットシール工法】
    ひび割れ部分に専用の工具でU字型にカットしたあと、シーリング材のエポキシ樹脂を充填しモルタルなどで表面を塗布する工法。
    ・ひび割れ症状:全般
    ・価格相場:約4,000円〜約6,000円/m
    【アラミド繊維シートの貼り付け】
    光ファイバーなどにも使用されている強度の高い素材のシートを基礎に貼り付けて、その上にモルタルなどを塗布する工法。
    ・ひび割れ症状:全般
    ・価格相場:約20,000円前後/m

自分で補修することも可能

アラミドシートとパワ-アラスト

アラミドシート(家 土台 コンクリート ひび割れ アラミドシート)

  • 住宅の基礎コンクリートのひび割れが起こる原因と補修方法 | コンクリートメディカルセンター

    アラミド繊維とは、タイヤや光ファイバーなどにも使用される非常に強度の強い素材です。鋼材の7倍の引張強度があるとされています。このシートを基礎に貼り付け、その上からモルタルなどを塗布して表面を仕上げます。やや費用がかかりますが、耐震性の向上の期待できる工法です。

  • 住宅の基礎部分、どうやってメンテナンスを行う? – 外壁&屋根塗装情報サイト

    基礎部分にアラミド繊維シートを貼り付け、その上にモルタル等を塗布して表面を平らにする必要がありますが、耐震性の向上まで期待できる高性能な工法です。
    軽微なひび割れの場合に使用するには少し費用がかかりますが、徹底的にひび割れ補修をする場合には向いているでしょう
    費用相場は、20,000円(m)前後です。
    ひび割れ補修の費用は、平均して1箇所あたり1〜2万円が相場となっています。
    ひび割れの程度や範囲にもよりますが、建物全体を補修するとなると10万円くらいはかかってしまうでしょう。
    施工期間は、天候や補修範囲にもよりますがだいたい2〜3日くらいで完了します。

パワ-アラスト(家 土台 コンクリート ひび割れ パワーアラスト)

  • 基礎補修工事 | 住宅総合リフォームライク株式会社

    アラミド繊維とは、米国デュポン社によって開発されたポリアミド繊維のことです。
    宇宙船、航空機の部材、防弾チョッキ、消防防火服などに幅広く使用されており、引張強度は鉄の約7倍もあり高強度、高弾性に優れた夢の繊維です。亀裂・ひび割れしたコンクリートにアラミド繊維シートを貼り特殊樹脂パワーアラストを含浸硬化させることにより、強靭な補修が可能になりました。

  • 基礎コンクリート部分のひび割れの補強方法と料金について教えてください。 - 今... - Yahoo!知恵袋

    幅が数ミリ。10センチくらい。4箇所。その部分だけするのに14万5000円ですかね?
    妥当といえば妥当かもしれませんが、少し高いかもしれませんね。
    施工方法と平米によろます。
    個人的には違う商品の選択のほうがいいかとおもいます。
    パワーアラストは確かにきちんとした施工をすればいいかもしれませんが、しょぼい仕事されたら全く意味がないかと思われます。

これらの情報を自分なりに整理すると

ひび割れによって生ずる影響,不具合

ひび割れから雨水がコンクリート内部に浸入することで内部の鉄筋がさび、

  • コンクリートの強度が低下する

基礎の強度が低下する事により

  • 住宅が傾く
  • 地震被害が拡大する

ひび割れの種類

  • ヘアークラック
  • 構造クラック
  • 貫通クラック

ヘアークラックは様子みで大丈夫そうだが構造クラック,貫通クラックは補修が必要

補修方法と補修費用の相場

どの参考サイトをみても費用は総じて同じで

Uカット(Vカット)シーリング工法

ひび割れ全般を補修

シーリング剤はひび割れを埋めるだけでなく、何らかの力がかかったときにある程度の柔軟性をもたらしてくれます。
その結果、内部のひび割れの予防につながります。
ただし、一度低下した耐震性が元通りになるわけではありません。

4,000円~6,000円/mもしくは10,000〜20,000円程度/ヵ所

ビックス工法

微細なひび割れを補修

10,000円~20,000円/m

アラミド繊維シートの貼り付け

ひび割れ全般を補修

高価だが、強度の向上が大きく期待できる。

20,000円前後/m


1箇所あたり1〜2万円/m
建物全体平均10万円程度
工事期間はおよそ2〜3日程度

アラミド繊維シートの貼り付けはオーバースペック

どの補修方法が良いのか悩むところだが、 アラミド繊維シートの貼り付けはどうもオーバースペックらしい。

  • 家の基礎にヒビが。それを直す作業と値段の適正について。 - さきほどシロ... - Yahoo!知恵袋

    一番困るのはそのひび割れから水が侵入することです。内部鉄筋を錆びさせ、爆裂と呼ばれるコンクリートの損傷を引き起こします。その場合でも、ひび割れ補修(Uカット充填工法など)だけで十分な場合がほとんどです。
    アラミド繊維や炭素繊維による工法は、もはや補修の域を超え『補強工法』の分類となります。古い建物や構造物で鉄筋量が明らかに不足、もしくは無筋である場合には繊維補強でコンクリートを補強します。
    もしアラミド繊維でやったとして、値段はまあ高いですが、少量なので割高感はやむを得ないです。
    ひび割れは地震で不安なのではなく、そのひび割れからの水の侵入による劣化が不安なのです。 ... 補修をした方がよいなら『Uカットひび割れ充填工法』もしくは『ひび割れ注入工法』でよいと思います。

「ひび割れ注入工法」というのはビックス工法のことらしい。

悪質な業者に注意。

モルタルのヒビ割れも

三井マネジメントの見積もりと費用の相場

三井マネジメント 評判

三井マネジメントの見積もり
通気口x10+(キッチン北角,キッチン東側) 27800円/m

  • 333,600円 -> 27800/m x 12m ヒビ割れ部分のみ
  • 556,000円 -> 27800/m x 20m ヒビ割れ部分のみ+四隅の角
  • 973,000円 -> 27800/m x 35m 基礎全面

補修部分が12mの場合の費用相場

  • Uカット(Vカット)シーリング工法で 12m x 5000円 =6万円
  • ビックス工法で 12m x 15000円 = 18万円
  • アラミド繊維シートの貼り付けで 12m x 20000円 = 24万円

業者を探す

とりあえず、ここらへんに見積りを依頼してみるか

外装工事

基礎コンクリートの補修業者いわく、外装工事はみかけを良くするためだけのもので、それ以上の効果は無いと言っていた。
本当かどうか調べてみると。

家 外装工事 効果

家 外装工事 効果 必要

どうも、外装工事は外装工事で必要らしい。

その業者は、基礎コンクリートの補修工事をやりたいがためにそんな事を言っていたのではないか。

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