保険 種類

初回公開:2018/06/17
最終更新:未

医療保険の見直しを検討しているのだが、その前にそもそも保険にはどんな保険があるのだろうか?

【 目次 】

医療保険

定期保険 終身保険

現在、医療保険と一口で言っても、さまざまな種類がありますが、基本的に「定期タイプ」と「終身タイプ」のどちらかに属しています。

これは簡単に言ってしまうと「保障期間の違い」ということになります。
定期保険はある定められた期間のみを保障し、その期間が満了すれば保険契約が消滅、保障はなくなってしまいます。
一方の終身保険は一度契約すると、一生涯を通じて保障が続きます。

定期保険

つまりは期間限定の保険契約なので、契約期間を満了すれば保険契約は終了、つまり消滅します。
ですが定期保険の多くは自動更新の扱いになっていて、契約期間を満了すると契約者から特に申し出のない限り、自動的に更新されるものがほとんどです。
ただし、ほとんどの定期保険は70歳、あるいは80歳を区切りとして、それ以降の更新ができません。

このように、定期型の医療保険は若い頃に一時的に加入するだけならば良いのですが、長期にわたって更新していった場合、支払う保険料の総額が大きくなり、それがデメリットとなってしまうことが多いのです。

終身保険

終身保障ですから、保険の契約期間というものが定められていません。
そのため定期型のように「満期」「更新」という概念もありません。
一度契約したならば、保障内容も保険料も変わりません。70歳、80歳になっても保障は続きます。

途中で保障内容を変更することはできません。
一度解約してからあらためて新規で契約し直すことになりますが、そのような手順を踏んでしまうと、以後の保険料がかなり割高になってしまいます。
なお、終身型の医療保険は保障が続く限り、つまり生涯にわたって保険料を払い続けるのがスタンダードなスタイルですが、「60歳まで」「70歳まで」と、払い込みの完了時期を指定できる商品もあります。

年をとるたびに支払う保険料が値上がりしていくということもありません。
契約時のままの保険料がずっと続きます。
若いうちに契約をしたほうが保険料が安くなるというのは、定期型と同様です。
また保険料と同様に、保障内容も変わりません。

また前項でも触れたように、60歳や70歳を区切りとして、そこまでは保険料を払い込み、それ以降は一切の支払いが不要になるという商品もあります。

数十年という契約期間中に、医療制度や保険制度が大きく変わってしまう可能性は排除できません。
そうなると「契約時には良かったが、法改正でもっと良い商品が登場してきた」ということもあり得ます。
かといって、そこで乗り換え...となると、結果的には割高になってしまうことも考えられます。
こうした法制度の変化とともに、インフレやデフレといった経済状況の目まぐるしい変化にも対応しにくい、という欠点があります。

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