楽天アンリミットとp20lite
《 初回公開:2020/05/14 , 最終更新:未 》
【 目次 】
「日本全国どこでも
データ
使い放題
楽天回線エリア
高速で完全使い放題
パートナー回線エリア
データ容量5GB/月
一年無償」
の宣伝文句に釣られて楽天アンリミットに申し込んだ。
持っているスマホは一年ほど前に楽天モバイルから購入したp20lite
楽天モバイルから購入したまずまず古くないスマホだから当然使えるだろう。
ところが、届いたSIMを差し替えてみるとなんと通信できない!!
よくよく調べてみるとなんと楽天回線に対応した特定のスマホでないと動作保証の対象外
p20liteは(MNOの)楽天回線対応製品に入っていない。
(MVNOの)楽天モバイルから購入したのにもかかわらず。
結論から先に言うと、多少問題はあるものの我慢すればなんとか使えるようになった。
後述するネットの記事によると楽天回線対応製品でなくとも7割くらいスマホが楽天アンリミットで使用可能だそう。
現在の状況は
- SMSの受信はSMSのアプリからは受信できなかったが、Rakuten Linkアプリのチャットで受信可能。
- SMSのメッセージアプリよりSMSを送信しても送信中と表示されたままで送信できない
- Rakuten Linkアプリのチャットから送信しても相手のSMSで受信できない
- 楽天エリア内なら多分受信可能
- 固定電話やIP電話からの電話が鳴らない=>Rakuten Linkアプリの不在着信のとしてメッセージが表示される。
- スマホからの着信はできるみたい
※、上記の現象はパートナー回線エリアでのことで楽天回線エリアでは問題ないと思われる。(未確認)
SMSはほとんど使わないので関係ないが一番の問題は固定電話の着信が鳴らない事。
でも、不在着信のとしてメッセージが表示されるのでこちらからかけなおせばいいかな。
ネットで調べてみると私のように楽天アンリミットで困っている人が他にもいるみたいなので記事にしてみた。
私はスマホはあまり得意ではないのだけれど。
開通までの手順
SIMカードと一緒に届く「START GUIDE」にかいてあるのだが、
MNP転入手続き
MNP転入の場合は「my 楽天モバイル」のホームページから転入手続きをおこなう。
MNP転入にもかかわらずこのれ転入手続きをせずにSIMを入れて繋がらないと騒いでしまう人もいるみたい。
楽天回線の開通手続き - SIMを取付けてAPNの設定
開通手続きの事をアクティベーションと呼ぶそうな。
スマホにSIMを取付けスマホの電源を入れる。
楽天回線対応のスマホであれば自動的にAPNが設定されて、これでインターネットに繋がるはずであるが、
なんせ、p20liteは楽天回線非対応。
でも、手動でAPNを設定すればOK.
「クイック設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名(APN)」にて右上にある設定メニュー(点が縦に三つ並んでいるアイコン)より新しいAPNを選択する。
APN名 | 楽天(rakuten.jp) |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
上記表の中でPDPタイプというのは何の事かわからないがp20liteのAPN設定に項目が見当たらなかったので設定していない。
Webブラウザアプリでで確認。
このAPNの設定で意外とあっさりとネットが繋がるようになった。
アプリのインストール
「my 楽天モバイル」
「my 楽天モバイル」は「Rakuten UN-LIMIT」の利用状況を確認するアプリ。
Google Playより「my 楽天モバイル」アプリをインストールしログイン。
特に問題なく無事に終了
「Rakuten Link」
「Rakuten UN-LIMIT」で無料通話をおこなうには「Rakuten Link」アプリを使って電話する必要がある。
「Rakuten Link」の電話はIP電話だそう。
IP電話ではあるが音声品質はかなり良いとの事。
- Rakuten Linkのご利用方法 | お客様サポート | 楽天モバイル
- Rakuten Linkの初期設定をする | Rakuten Linkのご利用方法 | お客様サポート | 楽天モバイル
- 「楽天LINK」はアプリなしの相手にも電話やメールが無料でできちゃうって!マジか~│スマ女(初心者のためのスマートフォン)
「相手がアプリを入れていなくてもOK」というのは「楽天LINK」が相手がアプリを入れていなくてもSMSアプリで送受信をおこなうのだろう。
Google Playより「Rakuten Link」アプリをインストールしログイン。
ここで問題が発生。
ログインには電話番号を入力してSMS認証が必要で、入力した電話番号にSMSによる認証コードが送られてきてそれを入力する事で完了するのだがその認証コードが届かない。
ネットでの情報によるとパートナー回線エリアでは楽天回線非対応のスマホだとSMSが受信できないようだ。
これを解決するには二通りの方法があって
- 方法1
- 「Rakuten UN-LIMIT」で使いたいスマホとは別の楽天回線対応のスマホをどこかで借りてきてそれに「Rakuten UN-LIMIT」のSIMに差す。
「Rakuten UN-LIMIT」で使いたい方のスマホ(私の場合はp20lite)はwifiか別のSIMでネットに接続して「Rakuten Link」アプリを立ち上げておいて電話番号を入力、楽天回線対応のスマホに送られてくるSMS認証コードを「Rakuten UN-LIMIT」で使いたい方のスマホの「Rakuten Link」アプリに入力する。
これでSMS認証できるそうだ。 - 方法2
- もう一つの方法はSMSが届くように楽天回線エリアに移動してSMS認証をおこなう。
私の場合は楽天回線対応のスマホが調達できなかったので楽天回線エリアに移動する事にした。
楽天回線エリアかどうかを調べる
でもその前に準備があって今通信している回線が楽天回線なのかパートナー回線なのかを判別する手段が必要がある。
「NetMonitor Cell Signal Logging」アプリを前もってインストール。
位置情報をONにしないと使えないので注意。
MAIN画面でL1800と表示されれば楽天回線エリア、L800ならパートナーエリア。
他にも「LTE Discovery」等いろいろあるようだ。
band3なら楽天回線、band18ならau。
楽天回線はLTEのband3周波数帯1800MHz、auのパートナー回線はband18の800MHz帯。
後で気が付いたのだが、「my 楽天モバイル」アプリには楽天回線なのかパートナー回線なのかの表示があってこちらの表示の方がわかりやすい。
楽天回線エリアへ移動
私の住んで居る所は埼玉県行田市、楽天回線エリアで最も近いのは上尾市かな。
コロナウィルスのさなか電車で出かけるのは危険と車ででかけたが上尾では楽天の電波がつかめず17号をどんどん南下、大宮,浦和を過ぎてもダメ、挙句の果てに池袋近くまできてやっと電波をつかめた。
いったん電波がつかめれば後は簡単、SMS認証コードを入力してユーザ名を登録。
前述の問題はあるもののこれでやっと電話が使えるようになった。
しかし、「Rakuten Link」アプリはいったんログオンしてしまうともう一度SMS認証が必要。
また、ログインしたまま「Rakuten Link」アプリをアンインストールしてしまうと通話機能やSMSの送受信ができなくなる恐れがあるとの事。
もしこうなってしまったら再インストールしてログイン後,ログアウトしてからアンインストールし直す作業が必要になるようだ。
Rakuten UN-LIMIT 楽天エリア 予定
楽天回線エリアがもっと広がればこういう苦労はしなくてよくなるはずであるが楽天回線エリアになるまでどれくらいかかるのだろう?
一年後くらいの無料期間が終わる時期には多分全国に回線が広がるのだろう。
それまでにになんとかならないようなら他のSIMに乗り換えるかな。
Rakuten UN-LIMIT 問合せ電話番号
楽天への問い合わせの電話番号はどこにあるのでろうか。
電話相談
お問い合わせ内容を選択してください。
ご契約全般(ご契約中の方)
応答までの待ち時間:最大50分
電話番号 050-5434-4653
営業時間 9:00 ~ 20:00 (年中無休)
電話番号がわかってもやっぱりなかなかつながらない。
その他の参考記事
これまで記した対応策は下記の記事から仕入れた受け売り情報、より詳しくは下記の記事を参照されたい。
ついでに知っておきたい部分を勝手に引用すると。
結論は、7割くらいの人は楽天回線対応製品は必要ないです。
...
iPhone6以上のモデルのiPhoneや、Android9以上の最近のスマホ、バンド3とバンド18に対応しているAndroidスマホなら、ほとんどの場合で楽天回線対応製品の購入の必要なく使えます。
...
楽天回線対応製品なら自動的にアクティベーションして、「Rakuten UN-LIMIT」が使えます。
...
アクティベーション:スマホに楽天モバイルのUNLIMITのSIMカードを入れて、APN(rakuten.jp)を設定して、電波を掴んでネットが使えるようになれば、開通手続きが完了です。この一連の作業をアクティベーションといいます。
...
楽天回線対応製品以外のAndroidスマホを使う場合の最大の問題は、フリーダイアルと緊急通報、固定電話からの着信、そしてSMSの送受信に関してです。
...
楽天回線対応製品以外のAndroidスマホだと、ほとんどの場合で楽天のVoLTEに対応していません。そのため通常の電話アプリは使えないと思っておいたほうが良いです。
楽天リンクでフリーダイアルや緊急通報をすると、強制的に通常の電話アプリから電話をかけようとします。このため、楽天のVoLTEに対応していない楽天回線対応製品以外のAndroidスマホだと、フリーダイアルや緊急通報が使えません。発信できず切れるだけです。
...
固定電話から楽天アンリミットの自分の電話番号にかけると、楽天回線対応製品以外のAndroidスマホだと楽天リンクを入れていても電話は鳴りません。
転入が完了する前に楽天モバイルのSIMカードをスマホに入れて設定しても、電話やSMS、データ通信はできません。転入が完了してから設定を行ってください。
楽天モバイルが使えないと悩んでいる人の2?3割くらいは、他社や楽天MVNOからの乗り換えなのに転入手続きをしていないか、転入手続きをしても転入完了をまたずに使おうとしている場合が多いです。
楽天リンクアプリでフリーダイアルと緊急通報をかけると、通常の電話アプリが起動して、通常の電話アプリで電話しようとします。(楽天リンクアプリで直接フリーダイアルや緊急通報はかけられない仕様になってます)
P20 liteやnova lite 2に入れたRakuten Linkアプリでフリーダイヤルと緊急通報をかけると、通常の電話アプリでかけようとして、通話に失敗します。
...
ちなみに、P20 liteとnova lite 2は通常の電話アプリだと電話ができません。Rakuten Linkアプリを使えば電話できます。← P20 liteとnova lite 2でもフリーダイヤルや緊急通報はできません!
...
※ Rakuten UN-LIMITの電話番号のSMS認証が必要なので、Rakuten UN-LIMITのSIMカードを入れておく必要があります。(別の機種に入れておいても大丈夫です)
...
Rakuten Linkを別の機種で使う場合、今使ってるスマホのRakuten Linkをログアウトしておかないと、別の機種でRakuten Linkに不具合が出る場合があります。
楽天リンクアプリから電話をすると通話料無料、普通の通話アプリだとお金がかかる
...
Rakuten Linkの電話はIP電話ですが、RCS(Rich Communication Services)という技術を使っていて、普通のIP電話と異なり通話音質はかなり良いものになっています。
...
インストール後①:楽天モバイルのSIMなしのWiFiだけでも楽天Linkで無料通話ができる、ただし自分の電話番号が非通知
楽天LinkのSMS認証が出来ない場合の対処法の部分を抜き出すと
楽天LinkのSMS認証ができない場合の原因と解決方法、楽天回線製品以外、パートナーエリア、またはバンド18(26)を掴んでいる場合に要注意
① 楽天Linkアプリを最新版にアップデートする
② 楽天Linkアプリをアンインストールして再度インストールする
③ 楽天回線対応製品以外を使っている場合、バンド3を掴んでいるか確認する。掴んでいない場合は、各種方法を検討する
楽天回線対応製品以外のAndroidスマホを使っている場合、バンド3を掴まないとSMSの受信ができません。SMSの受信ができないので、SMS認証も出来ません。
自分が何のバンドを掴んでいるかは「Google Play:NetMonitor Cell Signal Logging」を使えばわかります。
...
方法1:楽天回線エリアへ行く
楽天回線エリアならSMSの送受信ができます。楽天回線エリアへ行き、スマホを再起動した後、楽天LinkアプリでSMS認証を行ってください。
楽天回線エリアならSMSの送受信ができます。楽天回線エリアへ行き、スマホを再起動した後、楽天LinkアプリでSMS認証を行ってください。
SMS認証が通れば、パートナーエリア外でもSMSが使えるようになるそうです。SMS認証が通らない場合は、楽天Linkアプリをアンインストールして、再度インストールし直してみてください。
楽天回線エリアでも、実はauの電波を掴んでいる場合があるので、何のバンドを掴んでいるか確認してください。auの電波のままだったら、もっと楽天回線エリアの奥まで移動してください。
注意点は、楽天Linkの設定が完了した後に、Rakuten UNLIMITのSIMカードを自分のスマホからまた抜いてしまうと、楽天Linkがログアウトしてしまい、再びSMS認証が必要になります。
私はAPNの設定だけで済んだが、
後で調べてみるとAPN以外にも設定を変更しなければならない場合もあるようだ。