VB6のWindows7インストール方法について
初回公開:2019/08/04 , 最終更新:未
【 目次 】
VB6インストール
通常どうりのVB6インストール
Visual Basic 6.0 Service Pack 6をインストール
以下のサイトより「Visual Basic 6.0 Service Pack 6」をダウンロードしインストール。
MSCommコントロールをレジストリ再登録
プロジェクトファイルを読み込むと以下のようなエラーログを出力。
MSCommコントロールが読み込めない。
Form01.log
行 44: クラス MSCommLib.MSComm(コントロール CommCtrl) はロードされていません。 行 737: クラス MSComctlLib.StatusBar(コントロール PcmStatusBar) はロードされていません。
Form02.log
行 25: クラス MSComctlLib.ProgressBar(コントロール ProgressBar) はロードされていません。
コマンドプロンプトを起動して以下の3行を実行
regsvr32 /u C:\Windows\System32\MSCOMCTL.OCX regsvr32 C:\Windows\System32\MSCOMCTL.OCX C:\Windows\regtlib.exe C:\Windows\system32\msdatsrc.tlb
VB6のコンポーネントとしてMSCommコントロールを登録
- Windows7+VB6で MSCOMCTL.OCX がうまくインストールできなかった問題 - くらげのChangeLog
1.VB6を開く。
2.”プロジェクト”タブ→”コンポーネント”を選択。
3.”コントロール”タブの参照をクリックして、 C:\Windows\System32\MSCOMCTL.OCXを選択する。
4.VB6を保存しないで閉じて、再度開く。
Windos10の場合
Windos10でのインストールは未確認ですが以下のサイトが参考になりそう
- VB6開発環境をWindows 10にインストールする手順 ? RIALAB.
データアクセスのオプション一覧から「ADO、RDSおよびOLE DBプロバイダ」と「リモートデータオブジェクトとコントロール」のチェックをはずし、「OK」ボタンをクリックします。
※「ADO、RDSおよびOLE DBプロバイダ」と「リモートデータオブジェクトとコントロール」をチェックしたままセットアップを行うと、セットアップの途中で処理が固まります。
...
VB6SP6の累積的な更新プログラムを適用 - VB6.0のwindows10へのセットアップ
- Visual Basic 6.0をWindows 10(64bit)にインストールしてSP6を当てる方法
- Windows10(x64)にVB6 IDE(開発環境)をインストールする ? ちょっと!
2013/4/12 追記
問題が起きるのは、すでに新しいバージョンのVisual Studioがインストールされている場合に限るようである。 - VB6インストール奮闘記 | ダイエット7
Windows10にVB開発環境をインストールするコツは、「データアクセス」をはずすことだそうです。
おまけ - VB6ランタイムのインストール
客先で、VB6のディストリビューションウイザードで作成したセットアッププログラムがwindows10にてインストールできないというトラブルが発生した。
「@MSCOMJP.DLL’が見つかりません」とエラーが出てセットアップ出来ないとのこと。
こちらの環境では何の問題も無くインストールできるのだが。
現場に行って現象を確認できないので現場で何が起きているのか不明だが。
多分、インストールプログラムをネットでファイル転送した際に、ファイルが壊れてしまった可能性が。
VB6の開発環境はとっくにマイクロソフトソフトのサポート期限切れだが、VB6ランタイムはWindows 10でもサポートされるはずなのだが。
MSCOMJP.DLLというのはMSCommというRS232C通信用のVB6のランタイムのよう。
仕方がないので、VB6ランタイムをベクターのサイトからダウンロードしてインストールしてもらう事にした。
インストール方法は、
ダウンロードしたファイル「v6s6r135.zip」を解凍する。
解凍方法は、エクスプローラーよりファイルを選択し右クリックで表示されるメニューより「すべて展開(T)...」を選択、
表示されたダイアログボックスの展開(E)ボタンを選択。
展開されたフォルダーにあるsetup.exeを実行する。
後はインストーラの指示に従う。
VB6のランタイムはいろんなサイトに出回っているのでいろいろ試してみる。
それでもダメなら、個別に必要なocxやdllをインストール(ocxやdllをWindowsのシステムデレクトリにコピーしてregsvr32.exeを使ってレジストリに登録)してみる。
それでもダメなら、windows10の再インストール